♪自分でできる!マッサージベッド張替え♪②【解体編】
♪自分でできる!マッサージベッド張替♪①【準備編】の続きです。
それでは早速、マッサージベッドの分解(解体)からやってみましょう!
1.写真を撮る
マッサージベッド全体の写真と、ワイヤーを外す関係で、ワイヤーが止めてあるボルトの部分などを写真に収めておきます。
ワイヤーがとめてあるボルト部分は、ワッシャーの順番などもありますので、そこがわかるように写真に撮っておきます。
のちのち、張り作業をする時や分解したものを元に戻す時に、何度も見返せるようにしましょう。
アースライト社製マッサージベッドには、保証書シールというものがあります。
この保証書シールの位置が、のちのち役に立ちますので、保証書シールの位置を覚えておきましょう。
2.ネジ類を外す
金具の部分のネジを外します。劣化したビニールレザーはどうせ剥がして捨てますので、豪快に破いてしまってもOKです!
※ご自身で型取り・縫製をされる場合はレザーは破かず綺麗に剥がしてください。
外したネジは分からなくならないように、種類ごとに小分けして袋などにいれて保管しておきます。
「EarthLite」と「Spirit]など書かれた木のプレートも外してしまいましょう。
ちなみに「Spirit」や「Avalon」など、モデル名が書いてあるほうが、通常は保証書シールが貼ってない側の場合が多いです。
モデルや年代によっては、両側とも「EarthLite」と記載の場合や、文字が書いていないものもあります。
その場合は、どちらでも大丈夫です。
この木のプレートの裏に溶けて劣化したビニールレザーがこびりついている場合は、【準備編】でもご紹介した
オルファの「鉄の爪」のような、スクレイパーなどでこそげ落としましょう。
この部品は木でできていますので、金具と同じように溶剤に漬けて落とすわけにはいきません。
取っ手部分のボルトも外します。
ボルトが緩まずクルクル回ってしまう場合は、ボルトの裏側の受けのほうを、ペンチなどで押さえながら外せば取れます。
この受け側の爪付きのTナット金具(鬼目ナット)は、レザーを貼るときに邪魔になるので、外します。
この取っ手は数カ月前に交換したばかりでしたため、今回は交換はせず一旦取り外しました。
この取っ手についているボルトもベタベタに劣化したビニールレザーがついていることが多いので、溶剤で洗浄します。
向かって左側にアースライト社の保証書シールがくるように広げます。
(外したワイヤーがどっちがどっちか向きがわからなくなるのを防ぐためです。)
マッサージベッドを立てたときに底になるゴムを外します。
このゴムのネジを固定している受け側の爪付きのTナットがある場合は外さなくて大丈夫です。
ラチェットレンチ(アースライトの製品にメインで使われているボルトとナットは11mm径です)の三日月型のほうでボルトの受けのほうを固定します。
固定しながら、手前からボルトを回して抜きます。
キュルキュル回るだけでいつまでたっても抜けない場合は、押しながら回してみてください。
ボルトが抜けたら、部品がなくならないように止めておきます。
4ヶ所とも外していきます。
スピリットの場合は、保証書シールが貼っていない側は、指圧リリース用のウイングナット(蝶ネジ・手ネジ)になっていますので、このように手で押さえながら外すことができます。
ワイヤーを止めているボルトの部分を4ヶ所全て外した状態です。
脚がプラプラすると作業の邪魔になるので、養生テープで脚を固定します。(見えづらいです)
ここで、ラチェットレンチの反対側の出番です!
ワイヤーを止めている末端の部分のボルトを外します。
まずは左下のボルトから外してみましょう。
※くれぐれも、木の脚を固定している蝶番側のボルトを抜かないように気を付けてください※
(ここを外してしまうと、再取り付けがとても大変になります。)
ラチェットレンチで地道に回し外していきます。
最後まで抜けました!
部品がなくならないように、適当に養生テープを貼っておきます。
左下のボルトだけに、マジックでこのように印をつけておくと、2本あるワイヤーのどちらがどちら側か
わからなくなるのを防ぐことができます。
ワイヤーには長年の癖のようなものがついていますので、無理に反対側のワイヤーを付けてしまうと、
ワイヤーに負荷がかかってしまいますのでご注意を。
4ヶ所のボルトを外し、養生テープを貼ります。
2本のワイヤーの間を張っているゴムを外します。
ステープル抜き(またはマイナスドライバー)でステープルを起こして、ペンチで抜きます。
ワイヤーが外せました!
ワイヤーが外せたところで、いったん休憩~。