マッサージベッドのビニールレザー(人工合成皮革・合皮)の劣化について

ラベンダーヒルでマッサージベッドをお買い上げの皆様、いつもありがとうございます!
本日は、マッサージベッドを長年ご愛用いただいているお客様から最近増えているご質問について、対処方法をご案内させていただきます。

マッサージベッドのマットの張地の(ビニールレザー)劣化についてです。
PUをマット表面のビニール素材に使用されたマッサージテーブルは劣化すると、下のようになります。

左は2010年製造のアースライトのスピリット 右は2006年製造のインナーストレンクスのE2です。

上の写真は、約5年ほど前からアースライト社製のスピリット、アバロンなどのグレードの折畳み式のマッサージベッドのマットのビニールとして採用されたNatural Softとメーカーによって呼ばれているPU(ポリウレタン)製のビニールレザーの見本です。

写真のように経年劣化で、表面のウレタンコーティング部分が、その手触りがべとつくようになったり、ひび割れたり、ぼろぼろに剥がれ落ちたりしてしまうことがあります。

施術中の汗、オイルやジェルなどがビニール部分についてしまったり、お手入れの際のエタノールなどの揮発性溶剤、水拭きの後の乾拭きが不十分だったり、高温多湿・直射日光など保管環が悪いと、保証期間内でも同様の劣化が起こりやすくなります。

マッサージベッドの張地、合皮のお手入れについてのご注意は以前書かせて頂いておりますが、大切にご使用頂いても、ご愛用の上の経年劣化でどうしても傷んでくる場合がございます。

●予防策として・・・・
ご使用の際はオイルなどが浸透しにくいよう専用のシーツや紙シーツをかけてのご使用
弊社オリジナルベッド用ビニールカバーをかけてご使用 →  商品ページへ

●ビニール張替えについて・・・・
ラベンダーヒルで腕のいい縫製職人さんにお願いして社長が張替を行っております

お客様のお近くの椅子の張替業者さんで張替をしてくれるところもあるかもしれませんが、椅子の張替とマッサージベッドの張替は、張地の張り加減、ステープルの打ち方などが異なる場合があります。

また、あまり低価格の張替業者さんに依頼すると修理結果にがっかりする場合もありますので、ご注意下さい。

●使用しない時の保管についてご注意・・・・
定期的に換気をして、湿度が高い状態が続かないようにする。

また、水ぶきやアルコールでの拭き掃除はレザーの加水分解を促し劣化をより進行させてしまい、逆効果になる場合がございますのでご注意ください。

スクールの先生がエタノールで消毒しているから同じようにしているとおっしゃるセラピストさんがいらっしゃいますが、先生もマッサージベッドの素材につて詳しい方はあまりいらっしゃいません。
PUを使用したマッサージベッドの水やアルコールでのお手入れは厳禁です。 ご注意下さい。

お買い上げからご使用の現在までの経年、ご使用状況、使用環境などでお手持ちのベッドも変わってきます。
マッサージベッドの気になる事、ご質問等ございましたら、ラベンダーヒルまでお電話でお問い合わせくださいませ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です